子宮頸がんは、20~30代の女性が発症するすべてのがんの中で第1位です。日本では1日に約10人の女性が子宮頸がんによって死亡しています。子宮頸がんは、特別な人がなる病気ではなく、女性なら誰でもかかる可能性のある病気です。初期にはほとんど症状がありませんが がんが進行すると、子宮摘出だけでなく、命にかかわることもあります。
子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染。すべての女性の約80%が一生に一度は感染しています。HPVは100種類以上のタイプが存在。そのなかで子宮頸がんから多くみつかるのは、HPV16型とHPV18型と呼ばれる2種類です。
20歳を過ぎたら、まずは子宮がん検診をうけましょう。定期的な検診で、前がん病変を発見することができます。症状がなくても年に一度は検診をうけましょう。そして重要なことは、子宮頸がん予防ワクチンの接種です。3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。
このワクチンは、10~14歳が最もお勧めですが、10歳から45歳までの女性はすべて接種が推奨されています。
*上記の料金は予告なく変更になる場合があります。
岐阜市に住民登録がある中学校1年生に相当する年齢(年度内に13歳になる人)~高等学校1年生に相当する年齢(年度内に16歳になる人)の女性は無料です。
詳しくは岐阜市ホームページをご覧ください。
岐阜市以外にお住まいの方は、お住まいの市役所・保健所などにお問い合わせください。