現在、妊婦が車に乗っているときにシートベルトをしていなくても交通違反にはなりません。しかし、先進国の中で妊婦にシートベルトを強制していないのは日本だけです。シートベルトを着用しない場合には、妊婦本人の死亡率が5倍以上、胎児死亡率は4倍以上に達します。医師から特にシートベルトの着用を禁じられていない限り、必ずシートベルトを着用して下さい。

 シートベルトはお腹の赤ちゃんを圧迫しないように着けなければなりません。図右のような着用法は子宮にも赤ちゃんにも危険です。図左のように、肩からのベルトは両方の胸の間を通し、腰のベルトは恥骨の上で固定するようにしましょう。これにより、妊娠子宮を避けてシートベルトを着用することができます。 腰のベルトを正しく固定するために、図左の 色部分のようにベルトを下へ引っ張る装置も販売されています。必要に応じて使用して下さい。

 自動車保険の対人保証には胎児に関する特約条項はほとんどありません。お腹の赤ちゃんはお母さんが守ってあげて下さい。何よりも安全運転が大切です。