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ニキビ

ニキビの原因

  1. 毛穴のつまり
  2. 皮脂分泌の増加
  3. ニキビ菌の炎症

これらが主なニキビの原因です。一般的にはニキビ治療の専門は皮膚科です。しかし、皮膚科の治療でもなかなか良くならないこともあります。そんなときは、ぜひ一度産婦人科を受診してください。思春期の女性のニキビは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による男性ホルモンの分泌過多が原因となっていることがよくあります。

当院はニキビ治療の豊富な実績がございます。ぜひ一度ご来院ください。ヤーズ・ヤーズフレックス・アリッサ・マーベロンといったお薬でビックリするほどニキビが改善します。ニキビ治療は早いほど効果的です。ニキビが進行して瘢痕化したものや色素沈着が残ったものは、十分な改善が見込めない場合があります。

ニキビについて詳しくはこちら

ニキビ一緒に治そうProject|製薬会社のマルホ (maruho.co.jp)

【皮膚科での治療でニキビが十分に改善しない方へ】

 ヤーズ(LEP)をお勧めする理由 

1. 女性のニキビは「3つの原因」が重なって悪化する

  • 毛穴の詰まり — ホルモン変動や乾燥で角質が厚くなり、毛穴が閉じやすくなる
  • 皮脂分泌の増加 — 思春期・生理前・ストレスなどで皮脂が増える
  • ニキビ菌の炎症 — 詰まった毛穴で菌が増え、赤く腫れた炎症性ニキビへ進行

この3つがそろうと、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→膿ニキビへと悪化しやすくなります。

2. PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)はニキビが悪化しやすい

月経不順でニキビの人はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のことが多いです。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)では、卵巣からアンドロゲン(男性ホルモン)が過剰に産生され、これが皮脂腺を刺激します。

  • 皮脂が増える
  • 毛穴が詰まりやすくなる
  • 炎症性ニキビが繰り返しやすい

そのため、PCOSの方は「治りにくいニキビ」「あご周りの大人ニキビ」が続くことがあります。

3. ヤーズ(LEP)がニキビ改善に効果的な理由

ヤーズは エチニルエストラジオール(EE)+ドロスピレノン(DMPA) の配合剤で、特にドロスピレノンの作用がニキビ改善に大きく関わります。

ドロスピレノン“抗アンドロゲン作用”すなわちアンドロゲンの働きを弱める性質があります。

そのため、皮脂分泌を抑える→毛穴の詰まりを改善→炎症性ニキビの発生を減らす

ヤーズは、PCOSで過剰に産生されるアンドロゲンの影響を抑えるため、ニキビに高い改善効果が期待できます。

4. ヤーズが選ばれる理由

  • ドロスピレノンの抗アンドロゲン作用により皮脂の分泌を抑えてニキビが改善する
  • 排卵を抑えて子宮内膜症の増殖を抑えて痛みの原因物質であるプロスタグランジンの産生を抑えて月経痛が改善する
  • 排卵を抑えて排卵後の黄体ホルモン(プロゲステロン)分泌をおさえてPMS(月経前症候群)が改善する
  • ホルモンバランスを整え月経不順が改善する
  • PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の卵巣表面の白膜が硬く肥厚するのを防ぎ将来的に不妊症になることを防ぐ
  • PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の月経不順により子宮体がんのリスクが高くなることを防ぐ

※ 血栓症のリスクが心配な方には「アリッサ」、これまでのピルが禁忌(飲んではいけない)の方には「スリンダ」という選択肢もあります。

まとめ

女性のニキビは毛穴の詰まり・皮脂分泌増加・ニキビ菌の炎症が原因。PCOSではアンドロゲン過剰に産生される。ヤーズ(LEP)はドロスピレノンの抗アンドロゲン作用により皮脂分泌を抑え、皮膚科の治療で十分に改善しない方のニキビ改善に効果が期待できる

ヤーズとアリッサの違いによる「ニキビ改善効果」について

LEP(Lowdose Estrogen Progestin)には、ドロスピレノンという成分を含む製剤があります。
ドロスピレノンには抗アンドロゲン作用(男性ホルモンを抑える働き)があり、皮脂分泌を減らすことでニキビの改善が期待できます。

当院でも、ニキビ治療のためドロスピレノンを含む製剤であるヤーズアリッサを使用する中で、
「ヤーズの方がニキビが改善しやすい」という印象を持たれる方が少なくありません。

その理由は、配合されているエストロゲンの種類と作用の違いにあります。

ヤーズとアリッサの主な違い

製剤名含まれるエストロゲン特徴
ヤーズエチニルエストラジオール(EE)20µg皮脂抑制作用が比較的強い
アリッサエステトロール(E4)15mgからだにやさしい設計だが皮脂抑制は控えめ

どちらもドロスピレノン3mgを含みますが、エストロゲンの種類が大きな違いです。

なぜヤーズの方がニキビ改善が出やすいのか

● 1. エチニルエストラジオール(EE)は皮脂抑制作用が強い

ヤーズに含まれるEEは、皮脂腺に働きかけて皮脂分泌を抑える作用が明確です。
そのため、ニキビ改善効果が出やすい傾向があります。

● 2. アリッサのエステトロール(E4)は作用がマイルド

アリッサに含まれるE4は、天然型エストロゲンで、血栓症のリスクが低いなどからだへの負担が少ない“ナチュラル志向”のエストロゲンですが、
皮脂抑制作用はEEより弱めです。
そのため、ニキビ改善はゆるやかに感じられることがあります。

まとめ

  • ヤーズは皮脂抑制作用が強く、ニキビ改善効果が高い
  • アリッサは副作用が少ない一方、ニキビ改善はマイルド
  • どちらもドロスピレノンによる抗アンドロゲン作用は共通

患者さんの体質や目的(ニキビ改善、月経困難症、PMSなど)によって、
適した製剤は異なります。
当院では、症状やご希望を伺いながら、最適なLEPをご提案しています。