1. 黄体ホルモン(プロゲステロン)は脳で「GABAの働きを強める」
天然型黄体ホルモン製剤であるエフメノは体内で 「アロプレグナノロン」という物質に変換されます。このアロプレグナノロンは GABA-A受容体を強く活性化する“GABA増強物質”です。
GABA-A受容体が活性化すると:
- 脳の興奮が抑えられる
- 不安が和らぐ
- 入眠しやすくなる
- ノンレム睡眠(深い睡眠)が増える
これは、GABAを増強する睡眠薬(例:ゾルピデム、ベンゾ系)と同じ方向の作用です。
2. GABAが働くと「脳が休むモード」に切り替わる
GABAは脳の主要な抑制性神経伝達物質で、 脳の活動を静めるブレーキの役割を持っています。
GABAが十分に働くと:
- 入眠までの時間が短くなる
- 中途覚醒が減る
- 深い睡眠(ノンレム睡眠)が増える
GABA摂取で睡眠潜時(布団に入ってから眠りに落ちるまでの時間)が短くなるという臨床試験もあり、 GABA系の強化が睡眠改善に関わることが示されています。
3. 更年期ではプロゲステロンが低下 → GABA作用も弱まる
更年期になるとプロゲステロンが大きく減少します。
その結果:
- GABAの働きを助けるアロプレグナノロンが減る
- 脳の興奮が抑えにくくなる
- 寝つきが悪い・眠りが浅い・不安感が増える
という症状が出やすくなります。
エフメノでプロゲステロンを補うと、 不足していたGABA増強作用が回復し、睡眠の質が改善するという流れです。
補足:GABAサプリとの違い
サプリメントの経口GABAは脳に届く量が限られており、効果は限定的とされています。
一方、エフメノは脳内で直接GABA作用を増強するため、 メカニズムとしてはより確実です。
まとめ
女性ホルモンのひとつである黄体ホルモン(プロゲステロン)は、 脳の「GABA」というリラックス物質の働きを助ける作用があります。 更年期になるとこのホルモンが減るため、脳が興奮しやすくなり、 寝つきが悪い・眠りが浅いといった症状が出やすくなります。エフメノは体にあるホルモンと同じタイプの黄体ホルモンで、 GABAの働きを自然に助けてくれるため、 眠りが深くなる・入眠しやすくなるといった効果が期待できます。